闘病と病院食
がんで闘病中の父
入院治療になって そろそろ1か月になります
「 食事して体力つけないとね 」
という娘のWatashi の言うことを 聞いてか
『 必ずよくなるぞ! 』
という本人の頑張りか
入院20日目ぐらいまでは
毎日の放射線治療と
週 1回の抗がん剤治療の 併用治療を受けつつも
朝昼晩の食事を完食していました
病院食は 薄味らしく
あまり美味しくはないようでしたが…
週一回の抗がん剤治療 3回目を過ぎたあたりから
食欲がなくなり
それに伴って 元気もなくなってしまいました
カテーテル抗がん剤治療の副作用
カテーテルという管(くだ) を
足の付け根から 血管の中を通して
がん細胞に直接 抗がん剤を注入する治療法のようです
父は 毎日の放射線治療と
週一回の カテーテル抗がん剤治療の併用で
がんと闘っています
手術で がん細胞を取り除くことが
困難だったため…
この カテーテル抗がん剤治療が
ダメージが大きく 辛そうです
この治療から戻ってくると
食事ができなくなります
1回目 2回目と
回が進むごとに
辛さがわかってくるので
前日から 気持ちが落ちるのが
お見舞いに行って 見ているとわかります
朝 治療に行って
お昼前後に 病室に戻ってくるのですが
お昼は食べられず
夕飯も食べる気にはなれないほど
副作用が 辛いようです
副作用で 食事の味がわからない…
「 食事の味はしない… 」
と本人が しきりに言っていて…
健康な Watashi には
その意味が どうにも理解できなかったのですが
ある日の 看護師さんとの会話で
「 〇〇さん どう? 」
「 そっか 味しないか… 」
「 石 食べてるみたいかぁ… 」
石 …
!!!
なるほど!!!
石なんて ずっと食べられないよ
石なんて 食べたいと思えないよ
なるほど!!!
看護師さんって やっぱりプロだな!
食べたいと思える気持ち
前回の投稿にも書きましたが
ほぼほぼ毎日 お見舞い通い
ある日
アイスを買って持って行ったところ
思いのほか おいしかったようで
また買って来てほしいと リクエストされましたw
幸い 食べるものに制限がないようなので
食べる気になれない本人が
『 食べたい 』と思うものを
持って行ってあげようと
1か月ほど経ちましたが
アイス
メロン
パン( 食パン )
あんぱん
これらを 本人のリクエストで持って行きました
また 病院内に コンビニもあるので
本人も
食べたいものがあると
買いに行っているようです
ただ
食べたくて買ってきても
結局 味がわからなくて
食べられなくなった
と言っては
Watashi に 持たせるので
今 我が家は
「 Mmm… これ食べるかぁ…?? ( 食べない気がする… ) 」
というものが 増えつつありますww
当たり前は あたりまえじゃない
前々から 思っていましたが
ただ食事をすること
食べられるということ
これひとつとっても
とっても幸せなことだって
改めて 身にしみました
ただ そのことに気がつかないでも
日々を暮らせている
そのことが幸せなんですね
♬ 僕の思う当たり前は 君にとって当たり前かな? ♫
ONE OK ROCK / アンサイズニア より
追伸ですが…
リクエストされたものは
なるべく 評判のお店を探して
買いに行っていますw
コメント